2017/10
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百人一首 33♪
ひさかた ひかり    はる ひ
久方の 光のどけき 春の日に
  ごころ  はな  ち
しづ心なく 花の散るらむ (紀友則 きのとものり)



『 読み方 』
ヒサカタノ ヒカリノドケキ ハルノヒニ
シズゴコロナク ハナノチルラン

『 現代語訳 』
「日の光ののどかさにさしている春の日に、どうして落ちついた心もなく、桜の花はあわただしく散っているのだろう。」

※久方の・・・天、空、光などにかかる枕詞。
※のどけき・・・のどかな。
※しづ心(ごころ)なく・・・落ちついた心もなく。
※散るらむ・・・「らむ」は原因推量の助動詞。「どうして~いるのだろう」などと、上に「どうして」を補って訳す。

「古今集」以後、「花」といえば桜をさすようになりました。
この歌の「花」も、もちろん桜です。
王朝の歌人が好んだのは、満開の桜より、散る桜でした。

また、リズム感が良い歌なので詠みやすい気がします。
さかたの かりのどけき るのひに」
と、「ハ行」が利いています。

そして、
「ひさかた ひかりどけき はるひに」
と、「の」の響きも良いですね。



『 作者について 』

紀友則(生没年未詳)

紀有朋の子。
紀貫之のいとこ。
官位は低かったが、早くから歌壇で活躍。
貫之・凡河内躬恒より先輩格であった。
『古今和歌集』の編集に加わったが、その完成を見ずに没する。
三十六歌仙の1人。
家集に『友則集』がある。



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