2017/08
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百人一首 77♪
せ       いは        たきがは
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
     すゑ   あ       おも
われても末に 逢はむとぞ思ふ (崇徳院 すとくいん)



『 読み方 』
セオハヤミ イワニセカルル タキガワノ 
ワレテモスエニ アワントゾオモー

『 現代語訳 』
「川瀬の流れが速いので、岩にせきとめられる急流が、わかれてもやがては落ち合うように、今はあなたと別れても、将来は必ずお逢いしようと思います。」

※瀬をはやみ・・・川瀬の流れがはやいので、。「AをBみ」で、AがBなので、と訳す。
※岩にせかるる・・・岩にせきとめられる。
※滝川の・・・急流のように。
※われても・・・水の流れが分かれる意と、男女が別れる意をかけている。
※末に・・・将来に。

悲劇の人、崇徳天皇の詠んだ恋歌です。
「滝川」は滝ではなくて、急流のこと。
急流が岩にぶちあたると2つにわかれます。
でも、岩を越えるとまた1つになる。
そのように、ぼくと君とは、今は別れてもまた1つになれる。
いや、なってみせる、と・・・。

川の激しい流れは崇徳院の恋心の比喩なのですね。



『 作者について 』

崇徳院 (1119~1164) = 第75代、崇徳天皇

鳥羽天皇の第一皇子。母は待賢門院璋子。
5歳で即位。23歳で退位。
保元の乱で敗北、讃岐(香川県)に流され、同地で悲憤のうちに崩御。
和歌を好み、藤原顕輔に命じて『詞花集』を撰進させた。
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クマコ

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