2017/10
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百人一首 76♪
    はら こ  い  み
わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの
くもゐ       おき しらなみ
雲居にまがふ 沖つ白波 (藤原忠通 ふじわらのただみち)



『 読み方 』
ワタノハラ コギイデテミレバ ヒサカタノ 
クモイニマゴー オキツシラナミ

『 現代語訳 』
「大海原に船を漕ぎ出して見渡すと、雲と見まがうばかりに沖の白波が立っているよ。」

※わたの原・・・大海原。
※漕ぎ出てて見れば・・・船を漕ぎ出して見渡すと。
※ひさかたの・・・「雲居」の「雲」にかかる枕詞。
※雲居・・・雲。
※まがふ・・・見間違える。
※沖つ白波・・・沖の白波。

宮中の歌合で詠まれた歌。そのときの題は「海上遠望」でした。

船で海上に乗り出すと、はるか沖合いに白波が見える。その白波は白雲と見まがうばかり・・・。波の白と雲の白とが渾然一体となっています。そして、バックには青く大きな空。
まことに、スケールの大きな叙景歌です。




『 作者について 』

藤原忠通 (1097~1164)

父の忠実のあとを継ぎ、長らく摂関の地位にあった。
漢詩・和歌・書に秀で、政治家としても力量を発揮。
保元の乱で弟・頼長を倒し、政界に君臨。
晩年は法性寺に隠棲。
家集に『田多民治集(ただみちしゅう)』がある。



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