2017/06
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変化する「うきよ」♪
「うきよ」という言葉は元々「憂(う)き世」、つまり「つらく苦しいこの世」という意味でした。
しかし、漢語の「浮生・浮世(ふせい)」という語が広まると、「浮き世」と書くことが多くなり、
「うきよ」は単に世の中のことを意味するようになりました。

また、「浮世絵」や「浮世草子」の「浮世(うきよ)」は「当世風の、現代的な」という意味です。
漢語の「浮世」は李白(りはく)の「春夜宴桃李園序(しゅんやたうりのゑんにえんするのじよ)」の一節「光陰者百代之過客(くわういんはひやくだいのくわかくなり)、而浮生若夢(しかしてふせいはゆめのごとし)」によって、広く知られることになった言葉で、はかないこの世という意味です。

平安末期から中世にかけての時代には、世の中をまさに「憂き世」ととらえ、浄土を希求する厭世(えんせい)思想が世を覆っていました。しかしその後、近世に入ると、どうせはかない「浮き世」なら楽しまないのは損であると考える享楽(きょうらく)主義、現実主義が広がっていき、「うきよ」も享楽的な語義へと変化したのです。
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