2017/07
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百人一首 2♪
はるす   なつき      しろたへ
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 
ころも      あま かぐやま
衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇 じとうてんのう)



『 読み方 』
ハルスギテ ナツキニケラシ シロタエノ
コロモホスチョー アマノカグヤマ

『 現代語訳 』
「春が過ぎて、夏が来てしまったらしい。夏になると白妙の衣をほすという、この天の香具山に。」

※白妙・・・楮(こうぞ)の白い木の皮で織った布のこと。純白で、つやがある。
※てふ・・・「といふ」→「とふ」→「てふ」と変化した語。「~という」と訳す。

この歌の解釈は2通りあるようです。

1つは
「持統天皇は、御所から庶民の着る白い着物が山に干してあるのを見て、『おやまあ・・・もう夏のなのね!』
 とお思いになった説。

もう1つは
天の香具山は、卯(う)の花がだくさん咲くところ。
夏になると人間は衣更えをしますが、天の香具山に真っ白な卯の花が咲き乱れているようすは、まるで山が
衣更えしているように見えます。
「白妙の衣」は、山に咲く卯の花を着物にたとえて詠んだ比喩だとする説。
※卯(う)の花・・・空木(うつぎ)。



『 作者について 』

持統天皇(645~702)

第41代天皇で、奈良時代の人。
天智天皇の皇女で、天武天皇の皇后。
天武天皇の崩御ののち、即位して女帝となり、都を藤原京に移す。
残された歌の中では、天武天皇の死を悼む挽歌が有名。
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(非公開コメント受付中)

No title
白妙の衣は、天女の羽衣ではないでしょうか。こぶしの花があまりにきれいだったので、「まだ桜も咲いていないのに、夏が来てしまったよ。だって、天女の羽衣は、香具山に干すという伝説があるじゃない。でもそれは夏なのよね。」と持統天皇は言ったのです。
タオさん、ありがとうございます♪
タオさん、はじめまして♪
そして、昨日は貴重なご指摘を下さいまして、ありがとうございました。

ご指摘を頂いた後に自分なりに色々と調べたところ、王位継承にまつわるお話が秘められて
いることも知り、驚きました。@@
1つの句について様々な解釈があり、とても興味深かったです。
他にも何かお気づきの点がございましたら、よろしければ教えて頂けますと幸いです。

どうもありがとうございました!!(^^)
プロフィール

クマコ

Author:クマコ
Photo-ZEROに所属。
自然風景が大好きです♪

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