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2013/03
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星野道夫さんの素敵な言葉たち 2♪
大好きな星野さんの写真展開催を待ち望んでいますが、今年はまだのようですね~。
またどこかで開催されたら、見に行きたいと思います♪
ハンカチ持って。(笑)

文才豊かな星野さんの素敵な言葉を、今日も幾つか書き綴らせて頂きま~す♪
心に響きます~。(^^)



「どこにいようと、
すべてのものに平等に同じ時が流れている。
その事実は、考えてみると、
限りなく深遠なことのような気がしてくる。」

「幸福を感じる瞬間とは、ありふれていて、
華々しさのない、たまゆらのようなものだった。」

「人間の持つ哀しみと悠久なる自然。
寄せては返す波の調べに人の心が静まるのは、
私たちの身体のどこかに、
遠い海辺の記憶が残っているからだろうか。」

「森の中に自分の足で踏み入れば、
その湿り気を感じることが出来る。
でも森のまわりを何度回ったところで、
その形しかわからない。」

「風の感触は、
なぜか、移ろいゆく人の一生の不確かさをほのめかす。
思いわずらうな、心のままに進め、
と耳もとでささやくかのように・・・・・。」

「人は生きているかぎり、夢に向かって進んでいく。
夢は完成することはない。
しかし、たとえこころざし半ばにして倒れても、
もしそのときまで全力をつくして走りきったならば、
その人の一生は完結しうるのではないだろうか。」

「寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。
離れていることが、人と人とを近づけるんだ。」

「人と出会い、
その人間を好きになればなるほど、
風景は広がりと深さをもってきます。
やはり世界は無限の広がりを
内包していると思いたいものです。」
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朝ぼらけ~♪
意外に多く使われている「朝ぼらけ」。
「朝ぼらけシリーズ」をピックアップしてみました♪

幾つかある、夜明け前を表す言葉について、
以前に目から鱗 「夜明け前」編♪で取り上げております。
ご興味ある方は、どうぞこの機会にチラっとご覧下さいませ♪(^^)



「百人一首 31♪」
あさ     ありあけ つき み
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
よしの さと  ふ  しらゆき
吉野の里に 降れる白雪 (坂上是則 さかのうえのこれのり)

「百人一首 52♪」
あ        く           し
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
   うら     あさ
なほ恨めしき 朝ぼらけかな (藤原道信朝臣 ふじわらのみちのぶあそん)

「百人一首 64♪」  
あさ     うぢ  かはぎり
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
           せぜ    あじろぎ
あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼 ごんちゅうなごんさだより / 藤原定頼 ふじわらのさだより)
百人一首 74♪
       ひと はつせ  やま
うかりける 人を初瀬の 山おろしよ
           いの
はげしかれとは 祈らぬものを (源俊頼朝臣 みなもとのとしよりあそん)



『 読み方 』
ウカリケル ヒトオハツセノ ヤマオロシヨ
ハゲシカレトワ イノラヌモノオ

『 現代語訳 』
「私につれなかった人を、なびいてくれるようにと初瀬の観音にお祈りはしたが、初瀬の山おろしよ、おまえのようにひどくなれとは祈りもしなかったのになあ。」

※うかりける人・・・つれなかった人。こちらが思っても、なびかなかった人のこと。
「うかり」は形容詞「憂し」の連用形に過去の助動詞「けり」の連体形がついたもの。
「憂し」は「思い通りにならず、つらい」とか「つれない」という意味になります。
※初瀬・・・桜井市初瀬町。ここに長谷寺がある。この寺の十一面観音は霊験(れいげん)あらたかといわれ、都から多くの人が足を運んだ。
※霊験あらたか・・・神仏による効験が明らかに表れるさま。神仏が著しく感応するさま。「霊験灼然」(れいげんいやちこ)などとも言う。
※山おろしよ・・・「山おろし」は、山から吹きおろす激しい風。ここは、それに向って呼びかけた形。
※はげしかれ・・・形容詞「はげし」の命令形。風が「はげしくあれ」であると同時に、私に対する冷淡な仕打ちが「はげしくあれ」という意をかねる。
※祈らぬものを・・・祈らないのになあ。「ものを」は逆説。詠嘆の意がこもる。

藤原俊忠の邸で、恋歌10首を詠むことになった時の歌。
題は「祈れども逢はざる恋」
神に祈っても逢うことのできない恋、という意
味です。

複雑な文脈ですね。
意味がとりやすいように、歌を解体してみましょう。
主文脈はこれです。

うかりける人を「はげしかれ」とは祈らぬものを!
(つれなかったあの人のことを、「もっとつれなくなれ」なんて祈らなかったのに!)

これでは、だれに祈ったのか分かりません。
神か、仏か・・・。

初瀬の山おろしよ(長谷寺の山おろしよ)
この表現で、なるほど、この人は都からはるばる奈良の長谷寺まで行ったのだ、とわかります。
そこまでするのだから、この恋はかなわぬ恋なのでしょう。

初瀬の山おろしよ「はげしかれ」とは祈らぬものを!
(初瀬の山おろしよ、「激しく吹け」とは祈っていないぞ!)

吹きすさぶ山おろしの風に、困り果てている作者の姿が浮かびます。
山おろしの風のように、冷たくかたくなな相手の心・・・。
山おろしの風に吹かれ、こごえて切ない自分の心・・・。
そして再び、振り出しに戻ります。

うかりける人を「はげしかれ」とは祈らぬものを!
(観音様に、「彼女がもっと冷たくなれ」なんて祈っていないのに。)

こんな思いをして、風に吹かれて、長谷寺にお参りをしたのに、前よりももっと彼女は冷たくなった。
ねえ、観音様、ひどいしゃありませんか!
霊験あらたかっていうのは、うそですか!
彼女は山おろしの風みたいに、前よりももっと、冷たくなってしまいましたよ・・・。



『 作者について 』

源俊頼朝臣 (1055~1129)

源経信(みなもとのつねのぶ)の三男で、俊恵(しゅんえ)の父。
官位は従四位木工頭に終わったが、院政期の歌壇をリード。題材・用語・表現にわたって、自由で斬新な歌風をひらく。その歌風の一端は、俊成に継承された。
家集に『散木奇歌集』。歌論に『俊頼髄脳』。
プロフィール

クマコ

Author:クマコ
自然風景が大好きです♪

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