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2012/11
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百人一首 5♪
おくやま もみぢ ふ     な しか
奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の

こゑ とき  あき かな
声きく時ぞ 秋は悲しき (猿丸大夫 さるまるだゆう)



『 読み方 』
オクヤマニ モミジフミワケ ナクシカノ
コエキクトキゾ アキワカナシキ

『 現代語訳 』
「奥山に散り敷いた紅葉を踏みわけ、妻を求めて鳴く鹿の声をきくとき、秋はひときは悲しいものと身にしみて感じられる。」

※奥山・・・人里離れた山の奥深いところ。
※紅葉踏みわけ・・・「人(作者)」を主語とする説と、「鹿」を主語とする説とがある。
※鹿・・・雄鹿(おじか)である。秋になると、雄鹿は雌鹿(めじか)を求めて鳴く。

「花々、草々が枯れ落ちたのち・・・。
秋は老いを感じさせる季節です。
老いはやがて死をもたらす。
だから悲しい。」
と、中国の昔の人たちは感じていました。
中国の人たちの影響を受けていた平安貴族も、同じように「秋は悲しい」と感じていたようです。

生産労働に従事する農民にとって、秋は収穫の時期で実り豊かな楽しい季節。
自然とたたかう必要のない、都会生活者である貴族ならではの感覚により詠まれた歌。



『 作者について 』

猿丸大夫(生没年未詳)

三十六歌仙の1人だが、くわしい伝記は不明。
じつは弓削(ゆげ)氏の道鏡といった俗説もあり、さまざまな伝説にいろどられた謎の歌人である。
猿をもって全国を行脚した下級宗教家で、1人ではないと説く学者もいる。

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