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直接体験過去の「き」♪
前々回に勉強した『「けり」にケリをつけましょう1♪』の続きになります。

前回勉強した
けりの意味」は
①間接伝聞の過去「~たそうだ」
②会話文(心中)・和歌は詠嘆「~だったなあ」
でしたね。



今日勉強する
の意味」は
直接体験過去「~た」
※実際に体験したことになります。

の活用」
未然形  連用形  終止形  連体形  已然形  命令形
(せ)     ○      き     し     しか    ○



係助詞「こそ」に係る文末は、已然形で結ぶので

「百人一首 41♪」
こひ         な       た
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
ひとし       おも
人知れずこそ 思ひそめしか (壬生忠見 みぶのただみ)


これで2つある過去の助動詞、「けり」と「き」を完全マスターですね♪
(v´∀`)ハ(´∀`v)ヤッタネ☆




「けり」にケリをつけましょう2♪
「古語から分かる現代語」

「けりがつく」の「けり」とは?

物事の結末がつくことを「けりがつく」と言いますね。
この「けり」とは一体なんでしょうか?
実は、助動詞の「けり」。
過去(回想)や詠嘆(気づき)を表す助動詞「けり」なのです。

和歌や俳句などには、この助動詞の「けり」で終わるものが非常に多いのです。
そこで、和歌や俳句が出来上がるように、結末がつくことを「けりがつく」、
結末をつけることを「けりをつける」と言うようになりました。

和歌や俳句をたしなむ人々が、何とか句をまとめようと「~けり、・・・けり」
と思案する様子が目に浮かびますね。
「けり」にケリをつけましょう1♪
百人一首を勉強していて悩みのタネだったことがあります。
「どうして、文末がけりだったりけるだったりするの?」です。
(遠~い昔に、勉強した気がするのですが。^^;)
そこで、少し調べてみました♪



過去の助動詞には「き」と「けり」があります。
今回は「き」は置いておいて、「けり」の勉強をしたいと思います。

けりの意味」
①間接伝聞の過去「~たそうだ」
②会話文(心中)・和歌は詠嘆「~だったなあ」

けりの活用」
未然形  連用形  終止形  連体形  已然形  命令形
(けら)    ○     けり    ける    けれ    ○



ではでは、文末は終止形の「けり」で終わるかと思いきや・・・
なんで連体形の「ける」で終わるの~???
という本題について。
これには、文法上のルールがありました。



係助詞「」「なむ」「」「」に係る文末は、連体形「ける」で結ぶ

「百人一首 6♪」
かささぎ わた はし   しも
鵲の 渡せる橋に おく霜の
しろ  み     よ
白きを見れば 夜 ふけにける (中納言家持 ちゅうなごんやかもち)

「百人一首 28♪」
やまざと ふゆ
山里は 冬さびしさ まさりける
ひとめ くさ       おも
人目も草も かれぬと思へば (源宗于朝臣 みなもとのむねゆきあそん)

「百人一首 35♪」
ひと    こころ し
人はいさ 心も知らず ふるさとは
はな むかし か
昔の 香ににほひける (紀貫之 きのつらゆき)

「百人一首 37♪」
しらつゆ かぜ ふ    あき の
白露に 風の吹きしく 秋の野は
           たま  ち
つらぬきとめぬ 玉散りける (文屋朝康 ふんやのあさやす)



♪ 番外編 ♪

係助詞「こそ」に係る文末は、已然形「けれ」で結ぶ

「百人一首 23♪」
つきみ               かな
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ
わ み ひと   あき
我が身一つの 秋にはあらねど (大江千里 おおえのちさと)
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Author:クマコ
自然風景が大好きです♪

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